本日は、古いXP時代のCADアプリケーションを使われたい、というご要望を受け、作動が不安定になったWIndowsXPのパソコンとWindows7のパソコンの2台をお預かりしてまいりました。
WindowsXP自体のパソコンは寿命でした
WindowsXPのパソコンは、検査の結果衝撃を加えるとパソコンが再起動してしまいかなり不安定な状態で、実用は難しいという結果になりました。こればかりは、さすがに機械の寿命ですね。
初期のころのWindows7PCは再生してWIndows10環境にアップグレード!
Windows7のパソコンは、WIndowsの調子が悪いが本体自体が壊れている様子もなく、結果Windows10にアップグレードし、高速化のためメモリー増設と流行りのSSD載せ替えのご依頼となり、再生されました。
当初、電源が勝手に落ちてしまう症状もありましたが、メモリーを差し替えたためか安定するようになり、通常使用では全く問題ない快適なパソコンへと生まれ変わりました。
肝心のCADソフトは32ビットのWIndows専用。しかも最新のWIndows10と互換性なし
今回のXP時代のCADソフトは、実は64bitのWIndowsでは動かない仕様でした(64ビットという意味は割愛いたします)。しかもさらに、最新のWindows10では、Windows10の仕様変更のため、お客様の望まれる古いCADソフトは互換性がない状態となっていました。つまり動かないということです。
結果、古いバージョンのWIndows10(32bit)を使うしかないのですが、古いバージョンのWIndows10は現在配布されておらず、通常だと対応不可な案件でした。
しかしながら、当店の保管しているデータの中に歴代WIndows10のデータが存在していたおかげで、事なきを得ました。
本当はお勧めできないのですが、WIndows10の自動アップデートを停止し、バージョンを固定し、説明の上で納品させていただきました。今回はかなりのレア案件で寝不足になってしまいましたが、お客様のご要望を無事かなえることが出来ほっとしました。
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