最強のゲーミングPCをRyzen Threadripper Proで作成いたしました。メモリー512GBです。

店頭販売

ゲーミングPCの作成のご依頼をいただきました。
早速見積もりを作成し、提出。Ryzen9でメモリー256GB、だったと思います。しかし、却下されました。理由は、さらに大量のメモリーを搭載されたい、とのことでした。
これ以上になると…Ryzen Threadripper Proの選択しとなります。
メモリーの価格が一気に跳ね上がります。一枚当たり64GB×8枚です。
それでOKとのこと。軽自動車が新車で買えるぐらいの見積もりです。

というわけで、最強のゲーミングPC作成を開始いたしました。
お客様がこだわり搭載したメモリーは512GBです!最大2TBとのことですが、さすがにメモリーの単価が高すぎたので、512GBに抑えました。(ゲームでうまくいかされるのかは不明です)

CPU、マザーボード(ASUS)、メモリー、電源、CPUクーラー、PCケース、SSDを手配し、いざ組み立て。
CPUもマザーボードも福岡では全然手に入らないものです。初期不良があった場合、個別の作動確認が、実質不可となります。(どちらに問題があるか特定ができない)

…で、何をやっても起動しません。最悪の状態です。まさかの初期不良です。
メモリーや電源のテストは行えましたが、いずれも違ったので、マザーかCPU不良です。
ケースから外すと起動はしますが、ケースに組み込むと何をやっても起動しません。半田不良でしょうか?ということは、マザーボードの不良が濃厚です。

マザーボードメーカーや購入代理店に確認したところ、修理対応しかしていない、とのこと。え?交換してくれないの???
ダメ元で別メーカーのマザーボードを取り寄せ組みなおしたところ、問題なく作動。
不良マザーボードは、もう一度購入店に確認したところ、返品はOKとのこと。うーん。

正常に作動したマザーボードは、Supermicroという一般の自作界隈ではあまり聞かないメーカー。M12SWA-TFという品番ですが、ほぼ業務用の仕様です。まあ、動けばいいのです!
しかし、マザーボードが非常に大きくなってしまい、入るケースがなかなかない!!当初予定していたケースは交換することに。しくしくです。
でも、ここまでくればあと一息です。

結果、何とか納品できました。いろいろありすぎなぐらいトラブルがいろいろありました。
しかしながら、まさに、モンスターゲームPC、です。
まさかの特殊仕様で、初期不良にガチ遭遇するなんて。動画撮影しているのでそのうち公開できればします!

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