Windows 10サポート終了に伴い、古いパソコンはどうする?
2025年10月、Windows 10のサポートが終了を迎えます。6年以上前に購入したWindowsパソコンをお持ちの方にとって、このサポート終了は大きな転換期となるでしょう。
私自身も、6年以上前に購入したパソコンを所有しており、ハードドライブなどの不調部品は交換しながら使い続けてきました。しかし、Windows 11へのグレードアップ対象外であるため、買い替えは避けられません。メインで使用しているデスクトップパソコンはともかく、予備で使用しているノートパソコンも買い替えとなると、かなりの出費となってしまいます。
そこで、Windows 10が動作する古いパソコンでも快適に動作すると評判の「Google Chrome OS Flex」を試してみることにしました。
この「Google Chrome OS Flex」の性能を検証し、古いパソコンを有効活用する方法を探ります。
Chrome OS Flex インストール方法
パソコンにUSBメモリを装着し、Google Chromeブラウザで「Chromebookリカバリユーティリティ」拡張機能をインストールし「OSインストーラー」を生成し準備します。生成したインストーラーのUSBメモリをノートパソコンに装着し、起動メニューより「USB」を選択します。画面の指示に従い搭載ハードドライブの初期化を行い「Chrome OS Flex」を新規インストールの流れとなります。なお、以前のOSならびデータは消えますので必要なファイルは予めコピーをお忘れずに。

Chrome OS Flexの操作感
非常に「Windows」の操作レイアウトに似たGUIで、基本はブラウザ「Chrome」であるので操作や設定に戸惑う事はあまりないように個人的に感じました。もちろん「Googleアカウント」で動作するので、パソコンやスマホ間で同期して使用できるので、サブと使用しているノートパソコンとしては最適なのかもしれません。ただ、私のノートパソコン搭載の「Bluetooth」アダプタの規格が対応しておらず、イヤフォンなどのペアリングできなかったのは残念。どうしても「Bluetooth」を使用しなければならない場合は対応するUSBアダプタを別途購入が必要となります。(バグなのか?設定画面で行うのではなく、画面右下のサブメニューより設定すればペアリング出来ました。)

Chrome OS Flexの対応ソフト
パソコン版「Chromeブラウザ」と同じなのでホームページ閲覧「Youtube」「GMail」などのGoogleアプリ「Office 365」「ZOOM」などブラウザ対応のクラウドアプリももちろん、機能拡張にて「LINE」も使用することができ(通話は未対応)「Chromeリモートデスクトップ」で出先から自宅のWindowsパソコンを遠隔操作もできるので、ビジネスからホビーまで十分活用できるOSであると実感しました。

まとめ
ブラウザ「Chrome」の使い慣れた操作性を受け継ぐ「Chrome OS Flex」は、導入を検討する上で魅力的な選択肢と言えるでしょう。特に「Googleアプリ」をはじめ、「Office 365」や「ZOOM」といったブラウザ対応版が充実しているため、予備的な用途で使うパソコンにおいては、Chrome OS Flexへの乗り換えも現実的な選択肢となります。
しかし、Windows専用アプリが必須となる場合もあるため、自身の利用状況を慎重に検討することが重要です。Chrome OS Flex導入のメリットとデメリットを比較検討し、最適な選択を行いましょう。
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お使いのパソコンが「Windows11」に対応していない場合でも、ご安心ください「Google Chrome OS Flex」のインストールや、経年劣化で故障しやすい「ハードドライブ」「電源(バッテリー)」の交換など、お客様のニーズに合わせた対応をいたします。
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