対象モデルなのにアップグレードできない!?
いよいよWindows 10のサポート終了が間近に迫り「博多店」「大野城白木原店」には多数のお問い合わせ・ご依頼をいただいております。福岡市・大野城市に限らず、近隣市町村をはじめ、熊本・長崎・大分など九州一円からご相談が寄せられており、スタッフ一同、日々対応に奔走しております。
そんな中、あるお客様から「Windows 11対応モデルのはずなのに、アップグレードができない」とのご相談をいただきました。

Windows 11対応モデルとは?
まず、Windows 11アップグレード対象のモデルについて、ざっくりご説明します。
- OSバージョン
Windows 10 バージョン2004(May 2020 Update)以降 - プロセッサ(CPU)
- Intel:第8世代Core以降
- AMD:Zen 2以降(Ryzen 2000シリーズ以降)
これらに該当するモデルは、2018年以降に発売されたパソコンとなり、アウトレットや中古を除き過去6年以内に購入したパソコンであればおおむねアップグレード可能です。
では、なぜ対象モデルであるにも関わらず、アップグレードができなかったのでしょうか?
Windows 11アップグレードができない主な原因
Windows11へアップグレードを実施した際に
「このPCは現在Windows11のシステム要件を満たしていません」
「Windows11をインストールできませんでした」
と、表示され何がないやら?とお思いの方は少なくないかと思います。
それらは様々な原因が考えられますが、最も多いケースをご紹介します。
BIOS設定の不備
パソコンには、OSを動作させるための「BIOS(バイオス)」という隠れた調整機能があります。これが何らかの理由でWindows 11が動作しない設定になっている可能性があります。
このBIOS設定画面は、英語の専門用語が並んでおり、専門知識がないと操作は困難です。間違った操作をすると、現状動いているWindows 10すら起動しなくなるおそれがあるため、非常に注意が必要です。
Cドライブの空き容量不足
Windows 11へのアップグレードには、最低でも64GB以上の空き容量が必要です。
余談ですが、アップグレードに限らず、空き容量不足は「正常起動しない」「動作が重い」といった様々なトラブルの原因となります。
また、空き容量を増やそうと、むやみにファイルや使っていないアプリを削除した結果、経年劣化したストレージに負荷がかかり、不具合が発生したという事例もあります。慎重な対応が求められます。

豊富な知識と技術で最適なご提案をいたします
難解な「BIOS」の適正な設定調整や、大容量ドライブへの換装・環境移行作業など、Windows 11へのアップグレードに必要な対応を当店にて承っております。
おかげさまで、博多店・大野城白木原店には、こうしたアップグレード関連のトラブルを含め、多数のご相談をいただいております。
当店では、お客様のご希望・ご予算に応じた対応をわかりやすくご提案しております。また、「後で高額な請求をされた…」といったことがないよう、お預かりしたパソコンの状態を丁寧に点検・説明いたします。
「できるだけコストを抑えたい」というご希望から、「今後も安心して使いたいので性能を上げたい」といった将来を見据えたご提案まで、お客様の立場に立った最適なプランを一緒に考えます。
どうぞお気軽に、当店までご相談ください。



