今回は企業様より依頼を受け、メールの送信がまれに遅くなってしまうという案件で出張いたしました。
状況としては、以下の通りです。
- メールアプリはOutlook、プロバイダはOCN
- 量販店のアドバイスによりWindows10のアップデートを止めていてWindows10が一年半前のバージョンで止まっている
- NTTのウィルス対策ソフトが古く起動できない
原因はウィルス対策ソフトの可能性が高いため、ウィルス対策ソフトをアンインストールしWindows10標準搭載のディフェンダー(無償)に切り替えたところ、メール送信は正常化しました。
また、OSのバージョンが古くサポート切れになるため、更新を再開し、最新バージョンへ更新させていただきました。更新により、ウィルス対策・セキュリティの状態が最適化され、より安全に使っていただくことが可能となりました。
市販のウィルス対策ソフトにありがちな、ウィルス対策ソフトが更新できていない状態というのは、様々なトラブルを呼び起こします。ウィルスやセキュリティの脅威だけではなく、古いセキュリティソフトは最新のWindowsに対応できていないため、パソコン自体の作動不良を呼び起こす原因となります。最悪の場合、パソコンが起動できなくなるという事例も過去に発生しています。
パソコンの動きが不自然に極端に遅いなどといった場合、セキュリティソフトの悪影響などの可能性が考えられますので、ご注意ください。
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