ブルースクリーン(BSoD)の原因と対処法

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― 突然の強制再起動、その正体と正しい解決手順 ―

パソコンを使用中、突然画面が青くなり英語のエラー表示とともに再起動してしまう現象。
いわゆる ブルースクリーン(Blue Screen of Death / BSoD) は、Windowsが「これ以上動作を続けると危険」と判断した際に発生する重大エラーです。
※2025年5月以降 青いエラー画面 は変更され、現在は 黒い画面 となりましたが、
 昔の名残で現在も「ブルースクリーン」と呼ばれています

本記事では、

  • ブルースクリーンが起きる主な原因
  • よくある誤解
  • 実際に有効な対処法
    を、現場目線で分かりやすく解説します。

ブルースクリーンは「故障のサイン」

ブルースクリーンは単なる不具合ではなく、
ハードウェア・ドライバ・OS内部のどこかに深刻な異常があることを示しています。

放置すると

  • 起動不能
  • データ破損
  • 繰り返し再発

といった二次被害につながるため、一度でも出たら原因調査が必須です。


主な原因はこの4つ

① メモリ(RAM)の不具合・不安定

最も多い原因です。

  • メモリの初期不良
  • 経年劣化
  • XMP / EXPO などの高速設定が不安定
  • CPUとの相性問題

特に

「最近メモリを増設した」
「BIOS設定を触った」

この場合は要注意です。


② ドライバの異常

Windowsは多くの ドライバ(制御ソフト) によって動いています。

以下はブルースクリーンの常連です。

  • グラフィックドライバ(Intel / NVIDIA / AMD)
  • Wi-Fi / Bluetooth ドライバ
  • セキュリティソフト(常駐型)
  • 仮想化・VPN・監視系ソフト

最新版が必ずしも安定版とは限らない点も重要です。


③ CPU・GPUのオーバークロック/電圧調整

  • オーバークロック(OC)
  • アンダーボルト(低電圧化)

これらは性能向上の反面、
ブルースクリーンの原因になりやすい代表例です。

「今まで問題なかった」は通用しません。
Windowsアップデートや温度変化で突然不安定になります。


④ ストレージ・OSの破損

  • SSD / HDD の劣化
  • Windowsシステムファイルの破損
  • 強制終了・電源断の繰り返し

この場合、起動はできるが突然落ちるという症状が多く見られます。


よくある間違った対処

❌ 再起動だけして様子見
❌ Windowsを初期化すれば直ると思い込む
❌ 原因不明のまま使い続ける

原因が残っていれば再発します。


正しい対処手順(実践編)

Step1:まず安定状態に戻す

  • BIOSで
    • XMP / EXPO を無効
    • OC / Undervolt を解除 ※変更している場合
  • 周辺機器(USB機器など)を最小構成に

Step2:ドライバを整理する

  • グラフィックドライバをクリーンインストール
  • Wi-Fi / Bluetooth ドライバを更新
  • セキュリティソフト・VPNを一時的にアンインストール

Step3:Windowsの整合性チェック

管理者権限で以下を実行:

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
sfc /scannow

Step4:ハードウェア検査

  • メモリ検査(MemTest86 等)
  • ストレージの健康状態(SMART確認)

ここでエラーが出る場合、修理・交換が必要です。


ブルースクリーン解析という方法

Windowsはクラッシュ時に
「ダンプファイル」 という記録を残します。

これを解析すると、

  • どのドライバが原因か
  • ハードウェアかソフトウェアか

かなり高精度で特定できます。

一般の方には難しい作業のため、専門業者に依頼する価値があります。


まとめ

ブルースクリーンは
「パソコンからの最後の警告」 です。

  • 放置しない
  • 感覚で判断しない
  • 原因を切り分ける

これが最短で安全な解決ルートです。

「最近ブルースクリーンが出た」
「原因が分からず不安」

その場合は、早めの診断・相談を心掛けるようにしてください。

もちろん、うちのパソコンは大丈夫?という場合も、健康診断だと思って気軽にご相談ください。

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