ウインドウズ7やウインドウズ8のパソコンを現役で現在も使われている方々も多数いらっしゃることかと思います。しかし、パソコンの起動速度であったり、ソフトウェアの立ち上げの速度であったり、不満等ございませんか?
まだまだ使えるのに、買いなおすのも・・・と躊躇されている方はぜひ、この記事をご覧いただければと思います。古いパソコン(据え置き型のデスクトップおよびノートパソコン)でも、一つパーツを交換することにより、劇的に快適な環境に変更することができます!
※対象は、比較的新しいWindows7搭載機やWindows8搭載機となります。基本Windows Vista搭載PCは当てはまりません。 また、一部の機器はハードディスク取り外しができない構造のものもあり、対象外となります。
パソコンを起動するときにカタカタと音を出しているのはご存じですね。パソコンのデータを記憶する「ハードディスク(記憶媒体)」がパソコンには内蔵されています。昔のフロッピーディスクのような装置がパソコンの中に固定されていると考えてください。それが音の原因です。
しかし、このハードディスクを使っていないパソコンが、現在主流となりつつあります。それは、「SSD」という魔法のような記憶媒体です。それではまず、ハードディスク(HDD)とSSD、それぞれの違いをまず説明します。
【HDD】
- 円盤状のディスクが入っているため、作動音がする
- 内部に可動部分が多数あり衝撃に弱い
- 可動部分が多いため、物理的な寿命に当たりはずれがある
- 読み込みや書き込み速度がSSDに比べ遅い
- 容量当たりの単価がSSDに比べ安価だが、SSDの価格も安くなってきている
【SSD】
- 可動部分が無く衝撃に強く作動音がしない
- 可動部分が無いため、HDDに比べ圧倒的に高速データの読み書きができる
- 以前は容量当たりの単価が高かったが、比較的ハードディスクの単価に近づいてきていて安価になりつつある
- HDDとサイズや接続方法で互換性があり、HDDをSSDに差し替えることによりパソコン全体の作動がはるかに快適になる
二つには、このような違いがあります。つまり具体的に言うと、ハードディスクをSSDに交換することにより、30秒以上かかっていたパソコンの起動時間が10秒になったりする、という素晴らしい装置です。しかもSSDはHDDに比べて壊れづらいとされています!大切なデータを保存しているHDDですが、衝撃にも弱く消耗品と考えられています。
最初はHDDにくらべ高かったSSDの価格は年々下がっており、性能や信頼性も大きく向上しました。また、Windows7のサポートも間もなく終了します。つまり、Windows7のパソコンのままですと、セキュリティが大きく低下してしまう可能性があります。
そこで提案させていただきたいのが、HDDをSSDに交換し、さらにWindows10へ更新していただくというプランです。この二つを行うことにより、お客様のパソコンはまだまだ快適に安全に使っていただくことが可能となります。費用は総額で二万円台後半からとなります。パソコンが古くなってきて不便や不安があり買い替えを検討されているお客様は、ぜひハードディスクをSSDに交換するという選択肢をご検討いただけましたら幸いです。
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